分科会について

 参加していただける分科会番号を当日配布の「参加者名簿」でご確認ください。

 分科会会場は、決定次第以下に案内いたします。

 

第1分科会(講義:不登校)


 

不登校の児童・生徒の具体的な対応法

                 すずかげ教育相談所所長 金馬宗昭

 

「不登校」気味になった 児童・生徒も、段階に応じた対応で環境を整え「家が快適、学校も快適」になると再び行動を始めます。ただ、その段階に応じた対応を誤ると、長く考えるようになり「ひきこもり」気味になっていきます。そこで不登校の児童・生徒に対して、学校の教員や家族の方が、どのようなタイミングで、どのような言葉かけをしていくのか、具体的な対応法を紹介します。

第2分科会(講義:特別支援)


 

学校として取り組まねばならない発達の課題

               花園大学社会福祉学部教授 橋本和明

 

特別支援教育の導入に加え,平成28年4月からは障害者差別解消法が施行され,合理的配慮が求められるようになりました。発達に課題のある児童や生徒に学校としてどう取り組むのかというテーマは重要ですが,そこにはまだまだ教員らのスキルが伴っていない場合もあります。この分科会ではそんなところを掘り下げて考えてみたいと思います。

第3分科会(講義・演習:虐待・SSW)


 

教育現場で実践する『見立てと対応』 ~問題事象を『家族』で考える~

           京都文教大学臨床心理学部教授 柴田長生

 

貧困を抱えている子どもや虐待を受けている子どもは、どの学校のどのクラスにも必ず存在して、これらの多くの子どもたちが何らかの形(不登校、いじめ、非行など)で教育相談に関わってきます。このようなケースは家庭の課題に目を向け、学校内での支援はもちろんのこと関係機関とつながる「スクールソーシャルワークの視点と支援」が必要です。講義と演習で学ぶ分科会です。

第4分科会(講義:いじめ)


 

リアルいじめ、ネットいじめ問題の最前線                                      

   -京都府下65,000人の高校生データからみえてくるもの-

                佛教大学教育学部教授 原清治

 

子どもたちを取り巻く円満な(?)人間関係構築・継続の難しさは、われわれの想像を超え始めています。とりわけネットツールの利用の日常化は、さまざまなトラブルの火種となっています。本講では、昨年度実施した京都府下の高校生65,000人を対象とした、「リアル」いじめ、「ネット」いじめに関する大規模アンケート調査の分析データからみえてくる子どもたちの「生きづらさ」に迫ってみたいと思います。

第5分科会(講義・ミニシンポジウム:薬物依存)


 

薬物依存にどう向き合うか?」                          

都チャイルドラインスーパーバイザー 臨床心理士 元京都観察所観察官 田中研三

・NPO法人 大阪DARC スタッフ

 

薬物乱用や依存の問題は他の問題のように学校で直接生徒を指導する機会は少なく、指導経験の乏しい事が教育現場での不安をより大きくしています。薬物問題の基礎的な知識(心理・社会学的なものを含め)を確認し、大阪DARCのメンバーの体験談を聞いて薬物依存への理解を深めたうえで、参加者との意見交流をしながら、薬物教育など学校における薬物問題への取り組みの可能性について考えていきたいと思います。

第6分科会(講義:医療)


 

思春期医療を巡って -問題事例に対してどう対応するか?

                 京都大学医学部医学研究科講師 野間俊一

 

思春期の子どもたちは、成長の過程で身体的、心理的、社会的に不安定な時期を過ごしていることから、この時期にさまざまな精神疾患が表面化します。それぞれの疾患の特徴、背景、対処法について、臨床現場での実例を踏まえて解説し、さらに教育現場と医療がどのように連携するべきかを事例を通じて一緒に考えることで、思春期の子供たちへのよりよい対応を模索したいと思います。

第7分科会(実習:ロールプレイ)


 

教師モードとカウンセラーモード -教育相談で必要な基本的なスタンス-」

             京都教育大学連合教職実践研究科大学院・京都産業大学教授 角田豊

 

教育相談場面とは様々です。何気ない廊下での子どもとの会話もあれば、相談室でじっくり話を聞くこともあります。保護者との面談もあります。いずれにしても相手の話を聴く場面では、普段の「教師モード」だけではなく「カウンセラーモード」に切り替えられると対応に幅が生まれます。この分科会ではロールプレイを交えながら体験的に「カウンセラーモード」を学んでいきましょう。

第8分科会(実習:フォーカシング)


 

フォーカシングを教育活動に活かす

              近畿大学総合社会学部教授 小泉隆平

 

人の考え方や行動が変容するプロセスには「からだの感じ」が関係します。フォーカシングはその「からだの感じ」に焦点を当てる考え方であり、明確な技法でもあります。教育相談の基礎基本となる態度やフォーカシングの考え方を参加者と共有して、現場で教育相談のエッセンスをどのように使えるのか考えたり、さまざまな実習を通して授業に使える具体的な方法を学んだりしましょう。自分に優しくホッとできる充実したひと時になればと願っています。12色の色鉛筆セットを持参して下さい)